染めティップをつくる

今日は自分好みの色のティップを作るぞ、ということでダイロンマルチを使用した染めティップを作ることにしました。

準備したものは以下の物。

  • Lippoint スノー(ナチュラル)
  • ダイロンマルチ ボルドー
  • おひとり用土鍋
  • 空き瓶 2ヶ
  • 湯豆腐用網
  • ペーパータオル


染め方についてはGoogleで検索するといろいろ出てくると思いますが、私は今回は土鍋でお湯を沸かし、瓶で湯煎しながら染める方法でいきました。この方法だとしっかり染めるのにはかなり時間がかかるようですのでティップもしくはシャフト全体を綺麗に染めるならば直接染料を入れた鍋を火にかけるとよいかもしれません。

以下、今回やった手順。

  1. 先に土鍋にお湯を沸かします。
  2. まずティップを中性洗剤で洗ってください。ここで油とか離型剤の類を落とします。
  3. 瓶にダイロンマルチと塩を同量入れてください(便宜上瓶1とします)。それをお湯で溶かします。
  4. 土鍋のお湯が沸騰したら瓶1を土鍋の中へ。瓶1が程よく温まったところでティップ投入。
  5. 以降土鍋のお湯と瓶1の染色剤が減り過ぎないように様子を見てください。お湯は減ったらできるだけ温度が高いお湯でさし湯をしてください。
  6. 染まり具合の確認は割り箸など(今回は湯豆腐用の網を使用)で1本とり、水やぬるま湯を張った瓶(便宜上瓶2とします)へ入れてください。水分を取り染まり具合を確認してください。
  7. 以上を繰り返しながら好みの色まで染めてください。

ちなみに私は今回全体をかなり濃い色にしたかったので2時間半ほどかかりました。直火であればもっと早いと思われます。また今回使用したLippointは部分的にいわゆる「シボ加工」をしているのでそこの部分が染まりづらいかもしれません。実際コレだけ時間がかかった原因はシボ部分も綺麗に染めるためでした。また、今回はFiestaの赤にあわせるためにボルドーを使用したわけですが思ったよりも紫が強かったので次回はチェリフレームを少量混ぜるとよいかもと思いました。

なお、注意としてはダイロンマルチは何でも染まるので取り扱いは要注意。服とか染まりますので汚れてもいい道具・服装で。また皮膚もよく染まるので気になる人はゴム手袋をしてください。

また、よくお店で売っている染めティップはつけて引き上げての繰り返しが必要なので結構根気がいると思います。

4/16追記:塩ではなく酢にすれば明るくなるのでは?とアドバイスをいただいた。次回はそれで!


これは湯煎している状態。


染め開始30分後。まだまだ薄い。


染め開始1時間後。シボ加工部分が薄い。


染め開始2時間半後。かなり濃い。


装着イメージ。